【要注意】グリストラップの不備がもたらすリスクとは?~見落としがちな点検ポイント~

飲食店や食品工場など、水回りの衛生管理に欠かせない設備のひとつが「グリストラップ」。油脂や残渣(ざんさ)が下水に流れ込むのを防ぐこの装置は、実はちょっとした不備でも大きなトラブルの原因になることがあります。
今回は、実際に現場でよく見られる「グリストラップの不具合」について、具体例とそのリスク、そして対策を紹介します。
仕切板・バケットが正しくセットされていない
グリストラップの基本構造に含まれる「仕切板」と「バケット」。この2つが正しくセットされていないと、油やゴミがうまく分離されず、そのまま排水管に流れてしまいます
・主なリスク:排水管の詰まり、悪臭の発生、排水設備の劣化、最悪の場合営業停止
・対策:点検時に毎回、正しくセットされているか確認しましょう。
蓋のサイズが合っていない
グリストラップの蓋に隙間がある状態では、思わぬトラブルの温床に。
・主なリスク:害虫やネズミの侵入、異物の落下による機能障害、臭気の漏れ
・対策:必ず規格に合った蓋を使用し、ガタつきがないか定期的に確認を。
蓋が開けられない(メンテナンスできない)
「蓋が重くて開けられない」「上に棚があって作業できない」といった状態は、日常清掃を妨げ、蓄積された油脂が排水管の詰まりを加速させます。
主なリスク:清掃ができずグリストラップが機能不全に、油の蓄積による火災リスク、緊急対応が間に合わず営業停止
対策:蓋の上部にはスペースを確保し、日常的に清掃が行える設計・配置を見直しましょう。
まとめ:グリストラップは「見えない場所」だからこそ丁寧に
グリストラップは日常的に目にする設備ではないため、どうしても点検・清掃が後回しになりがちです。しかし、わずかな不備でも大きな衛生問題・営業リスクにつながることを忘れてはいけません。
✅ 正しいパーツの使用
✅ 設置状態のチェック
✅ メンテナンス体制を整える(定期的に清掃・点検を行う)
これらを定期的に行うことで、安心・安全な厨房環境を維持することができます。







