なぜ手袋の着用をするの?

手袋の着用は食品汚染を防止するために重要です

手袋をせずに、素手のまま食品を扱う作業をしてしまうと、手についていた細菌で食品を汚染させてしまう可能性があります。食品に触れる可能性のある作業をするときには必ず手袋を着用しましょう。また、作業者の手を洗剤や薬剤から保護する目的もあります。

どんな時に着用をするのか

・食品を扱う作業前

・手指に傷や手荒れがある時

・微生物の汚染源となるおそれのある食品(生肉、魚介類、卵など)を扱う前

・生のまま提供する食材や調理済みの食品を扱う前

注意点

・食品衛生法に適合する手袋を着用する

・手袋の破れや汚れがないか確認をする

・サイズが合っているか確認する

サイズ大きいと、余った部分を切断し異物混入の原因になり、小さいと破れの原因になります

・手袋の使いまわしをしない

・長時間の使用はせず、定期的に交換をする

手に細菌がついていた場合、長時間の使用により増殖し、手袋表面へ汚染を広げてしまう可能性が高まります

・使用中は定期的に破損などがないか確認する

まとめ

手袋を着用することは、食品を汚染させないために重要です。しかし使い方を誤ってしまうと手袋が汚染源になってしまったり、異物混入の原因にもなってしまいます。使用していることに過信はせず、都度確認をしながら、基本の手洗いをしっかりと行ったうえで、正しい手袋の着用をしていきましょう。