五感をいかしましょう

HACCPの考え方を取り入れた衛生管理を行う際、五感を働かせることも重要です!

五感とは、視覚(見る)、聴覚(聴く)、味覚(味わう)、嗅覚(嗅ぐ)、触覚(皮膚で感じる)の5つの感覚のことです

事前に危険をキャッチする重要なセンサーの役割をもっています。

食品製造では、機器を使用し加熱温度や保管温度をルールに沿って正しく測り管理することが重要です。ですが作業中、製品から「いつもと違うにおいがする」、「色がおかしい」など、五感を働かせることでいち早く異常に気付くことができます。素早い対応が大きな事故や損害を防ぐことに繋がるのです。

原料の入荷の際も、異臭、変色、保管箱に破損がないかなど、五感による検収も重要です。

決められたルールを守ったうえで、いつもと違う状況に気付いたときは「これくらい大丈夫」と勝手に判断せず、すぐに責任者へ報告しましょう。