廃棄物及び排水の取扱い

今回はPRP(前提条件プログラム)の廃棄物及び排水の取扱いについてご紹介したいと思います。

廃棄物は廃棄されるまでの間に腐敗し、他の製品や周囲の環境に悪影響を及ぼす状態に変化する可能性が高いです。食品を取り扱う施設では、食品衛生上の危害を防止するために、適切な管理が求められます。

●廃棄物の保管や廃棄の方法を手順書として定める。

●廃棄物の容器は、他の容器と区別し、汚液や汚臭が漏れないように清潔に保つ。

●廃棄物は、食品を取り扱う区域に保管しない。

●廃棄物の保管場所は、周囲の環境に悪影響を与えないように管理する。

●排水設備は逆流が発生しないよう定期的に整備・点検が行われているか。

●作業場から、食品残渣などが公共下水溝に流れ込まないよう、排水溝には蓋をし、排水口にはグリストラップを設置しましょう。

今回ご紹介した内容を参考に、危害を防止する管理を行っていきましょう。それぞれの作業環境で、衛生的な廃棄物処理の方法をマニュアル化すると良いです。