PRP(前提条件プログラム)ってなに?

PRP(前提条件プログラム)って?
HACCP導入の第一歩は「一般衛生管理」の徹底です。これをPRP(前提条件プログラム)と呼びます。HACCPを支えるプログラムとして、PRP(前提条件プログラム)はとても重要です。一般的にPRP(前提条件プログラム)だけで制御できる危害は非常に多くあります。しかし、PRPがしっかりと実施されていなく不衛生だと危害が多くなってしまい、継続的な監視・記録しなくてはならない工程が多くなり、管理が難しくなってしまいます。つまり、PRPがしっかりと実施されることで、工程中で考えられる危険が減ってHACCPの導入がスムーズになります。
一般衛生管理の内容
●食品衛生責任者の選任
●施設の衛生管理
●設備等の衛生管理
●使用水等の衛生管理
●有害生物(そ族・昆虫等)の防除
●廃棄物及び排水の取り扱い
●食品または添加物を取り扱う者の衛生管理
●検食の実施
●情報の提供
●回収・廃棄
●運搬
●販売
●教育訓練
●その他
などが挙げられます。
まとめ
今回はPRP(前提条件プログラム)の内容についてご紹介しました。HACCPを取り組むにあたって、重要なプログラムとなっています。次回より、詳しくPRPの項目についてご紹介させていただきます。
