厨房、食品工場に潜むネズミ【第三弾:クマネズミ】

前回は「ドブネズミ」の特徴について解説しました。今回は、都市部の厨房や食品工場で特に被害が多く、駆除が難しいことで知られる「クマネズミ」に注目してみましょう。
特徴
・体長14~20cmで、細身でスリムな体型
・しっぽは体より長く、黒くて細い
・鼻先が尖っているのが特徴
・警戒心が非常に強く、慎重な性格
・雑食だが、特に穀物類を好む
・フンは5~10mmほどで細長い楕円形、通り道に沿って点々と落ちているのが特徴
生息場所
クマネズミは運動能力が非常に高く、パイプや電気コードを伝って垂直に移動できます。そのため、建物の天井裏や壁の中など、高所に巣を作る傾向があります。外部から侵入し、壁の隙間や配線周りを通って厨房や食品庫へ入り込むケースが多く見られます。
繁殖
・生後約90日で繁殖可能
・1回に2~10匹出産
・春と秋を中心に年5~6回繁殖
非常に繁殖力が高く、気づかないうちに個体数が増えてしまうのが特徴です。また、近年問題となっている「スーパーラット」と呼ばれる薬剤耐性を持つネズミの多くはクマネズミとされています。
まとめ
クマネズミは高い運動能力と警戒心を持ち、天井裏や壁内を自由に移動する非常に厄介な存在です。食品を扱う現場では、気づかないうちに衛生リスクが拡大する恐れがあります。日々の環境管理と継続的な対策を徹底し、侵入・定着を防ぐことが重要です。まずは、前回までの記事にある『今日からできるネズミ対策』を参考に対策してみてください。
前回までの記事で紹介した『今日からできるネズミ対策』を参考に対策をしてみてください。







