前回の記事では、ネズミのエサを断つ食材管理について解説しました。しかし、たとえ食べ物がなくなっても「安心して隠れられる場所」がある限りネズミは住み着く可能性があります。ネズミにとって、散らかった荷物や不用品は外敵から身を守る最高な棲家となります。今回はそんな棲家を排除するための整理整頓術をお伝えします。

ネズミは非常に警戒心が強く、狭くて暗い場所を好みます。部屋の隅に積み上げられた荷物や、めったに聞けない押し入れの奥にある使わない物は、ネズミにとって外敵から身を守る絶好のシェルターになってしまいます。

・死角をなくす:物が減れば掃除がしやすくなり、ネズミが潜む隙間がなくなります

・変化に気付く:整理整頓されている場合、わずかなフンや足跡(ラットサイン)にもすぐに気づき、被害が拡大する前に対処できます

いつか使うかも・・と取っているものはネズミにとって最高の建築資材です。思い切って処分しましょう

・古紙、段ボール:保温性が高く、ネズミが最も好む巣の材料です

・布類:布類は細かく嚙みちぎれて寝床になります

・ビニール袋:レジ袋なども格好の隠れ家になります

日頃使わない物を捨てることは、ネズミの寝床を奪うことに直結します

物を減らした後は、残った物の置き場所にも注意が必要です

・床に直置きしない:荷物を床に直接置くと、その裏側がネズミの通路や隠れ場所になります

・壁際に隙間をつくらない:ネズミは壁沿いを移動します。壁際に物を置く場合は、ぴったりと密着させるか、逆に掃除ができるぐらい大きく隙間を空けるかにしましょう

・物の見える化:予備の備品などは、中身の見えやすいプラスチックの容器に収納するようにしましょう。異変に気付きやすくなります

整理整頓は、単に部屋を綺麗にするだけでなく、ネズミが安心して隠れられない家、を作るための防除策です。

1.要らない物は思い切って捨てる→隠れ家をなくす

2.段ボールや古紙などを溜め込まない→巣の材料になるものを与えない

3.床置きを避け、見通しをよくする→通路を作らせない

ぜひ参考にしてみてください。