飲食店や調理施設では、衛生管理が必要不可欠。本日は「使用済み食器や調理器具の洗浄」と「シンク(流し台)の清掃」について、分かりやすくご紹介します。

営業終了後、疲れてつい「明日でいいか…」と放置してしまいがちな食器や調理器具。でも、これは絶対にNGです!食器やまな板、包丁、ボウルなどには、食品のカスや油分が残っており、これらが害虫やネズミのエサになります。

・コバエ、ゴキブリ、ネズミ等の発生  ・異臭やカビの発生  ・食中毒の原因菌の繁殖

・使用済みのものはその日のうちに必ず洗浄

・洗い終わったら、しっかり乾燥 or 乾燥機で乾かす

食器や調理器具だけでなく、「シンクの清掃」も忘れてはいけません。

・シンクに食品のカス(食品残渣)が残っている  ・カゴの中にゴミが溜まっている

・汚れた器具や鍋がそのまま置きっぱなし  ・蛇口・排水口・シンクの縁などがヌルヌルしている

1.食品残渣を捨てる(三角コーナーやネットに詰まっていないか確認)

2.排水口のゴミも毎日処理

3.シンク全体をスポンジで洗浄→消毒

4.最後は乾拭きし乾燥させる

厨房での衛生管理は「毎日の積み重ね」が大切。清掃作業をマニュアル化し、チェック表で記録を残すことをおすすめします。

・写真付きで「どこを」「何で」「どの順番で」洗うかを明記

・洗剤やスポンジの種類、消毒方法などを統一

・清掃の基準を誰でも同じように理解できるようにする

・毎日の清掃項目をリスト化し、「やった/やってない」が一目でわかる

・担当者の名前・日付・時間を記入

・清掃忘れやミスを防ぐだけでなく、HACCPの考え方に沿った管理手法として活用可能

飲食や調理の仕事では、料理の腕だけでなく、「衛生の意識」もプロの証です。食器や器具、シンクの清掃を怠ると、見えないところでトラブルの原因が積み重なっていきます。衛生管理の第一歩として、ぜひ取り組んでみてください!