害虫発生はテープから

衛生と安全の視点から、厨房でテープを使用しない方がいい理由とは？

厨房で掲示物やメモを貼ったり、物を固定する為にテープを使いたくなる場面は多いかもしれません。しかし、衛生管理や安全性の観点から見ると、テープの使用はなるべく避けるべきです。

１．害虫を引き寄せる可能性がある

剥がれかけたテープの隙間は、ゴキブリなど害虫の隠れ家になりやすいです。また、粘着剤に含まれる成分がコバエなどの誘引物質になる可能性もあります。

２．不衛生になりやすい

テープは、水分、油分、埃を吸着し、時間がたつと汚れがこびりつきます。粘着部分に埃や菌が吸着しやすく、異物混入や悪臭の原因になることもあります。

３．清掃がしづらい

テープは跡が残りやすく、べた付きや汚れが取れにくい為、衛生管理が難しくなります。

４．異物混入の要因

テープ類の劣化で切れ端や破片などが食品へ混入してしまう恐れや、汚染源となる可能性があります。

まとめ

衛生管理の観点からいうと、テープの使用はなるべく避けた方が衛生的で管理もしやすいです。別の部材で代替できないかを検討し、出来るだけテープを使用しない工夫をしてみましょう。もし使用する際は定期的に交換・点検を行うことをおすすめします。