厨房の床・排水溝の清掃について
床・排水溝の清掃を怠らないようにしましょう!
食品残渣や汚水が床や排水溝に溜まったままになっていると、細菌が増殖し、悪臭を発生させます。さらに害虫の棲家になったり、虫、ねずみを引き寄せたりします。なので、床・排水溝の清掃は重要となってきます。
清掃のポイント
〇作業終了後は、床をデッキブラシで洗い、水気を残さないように水切りをしましょう。床はできるだけ乾燥させましょう。
〇排水溝はフタを外して洗います。食品カスなどが残らないように綺麗に清掃しましょう。また、外したフタの裏側も忘れずに洗うことが大切です。
〇排水溝の上に作業台や大型の機器を設置すると、排水溝のフタが外せず清掃がしずらくなります。きちんと掃除ができるように機器類の設置位置に注意が必要です。
床乾燥はなぜ必要?
床に残水があると、使用前でも多くの大腸菌群が検出されることがあります。特に釜やシンク周辺は念入りに洗浄をするようにしましょう。また、洗浄後はできるだけ早く乾燥させましょう。
※床が濡れた場合や作業終了後は、水切りワイパーを使って床の水分を取り除くようにしましょう。
虫の侵入を防止するためには?
〇作業場のドア・窓は原則として常時閉めていることが望ましいです。しかし、作業環境や施設構造からそれが困難な場合は、目の細かい網戸を設置するなどして虫などの侵入を防ぐ必要があります。
〇ドアについてもビニールカーテンなどを設置の上、使用時以外は常時閉じるようにしましょう。
まとめ
衛生的な調理環境を保つために、清掃・洗浄・乾燥が重要となっていきます。上記でお伝えしました、ポイントを踏まえて、実践してみてください。